2026年4月4日(土)、沖縄県糸満市にある壕(洞窟)で、沖縄戦の遺骨収集ボランティアを続けている浜田哲二さん、律子さんご夫妻(お二人は元全国紙の記者)が、今年2月に遺骨と共に壕の中で見つけた明治大学の校章が入ったボタン(明治大学の学生が身に着けていたとみられる)を持って新潟縣護国神社を訪問されました。明治大学が新潟縣護国神社に戦没学徒忠霊殿を設置していることを知り、「このボタンの持ち主の御霊を慰霊していただくのと、明大生の忠霊殿へお参りとご報告するため」と、事前に新潟縣護国神社と髙橋淑浩校友会新潟県支部長に連絡をいただいておりました。
この日は、夫妻のほか平和学習のボランティアで遺骨収集に携わっている沖縄県立那覇高校2年・佐和田舞優さんと、一連の活動を取材しているNHK沖縄放送局記者・佐野圭嵩さんも同行されており、新潟県支部では髙橋支部長、鬼嶋幹事長、広報杉本の三人が対応しました。
忠霊殿でボタンを祭壇に祀り、滞りなく慰霊祭を執り行った後、浜田さんご夫妻の活動や思いをお聞きすることが出来ました。遺骨収集の中で見つかった軍隊のボタンなども見せていただきましたが、ほとんどが焼けただれた状態で、明治大学の校章がはっきりとわかる状態で見つかったこのボタン(学生服の袖の小型のもの)は奇跡に思えます。学徒出陣
で戦地へ赴いた明治大学の学生がお守りか、または大学に必ず戻ってくるとの強い意志表示として握っていたのではないでしょうか。そして佐和田さんの「遠く沖縄に眠り帰れないのが悲しい。(忠霊殿には)同じ学生や友達、知っている顔もいたかもしれない。世間話でもして楽しんでくれたらうれしい」との言葉に、涙をもらいました。
ご夫妻はこの活動を「ライフワーク」と述べられ、前日には明治大学を訪問されています。大学の協力や報道機関などに広く伝えてもらうことにより情報を集め、このボタンや遺骨を、故郷へ返してあげたいと願っておられました。(鬼嶋・杉本 記)
※6月3日、NHK沖縄放送局で、新潟での様子を含むこの活動のリポートが放送されました。このたび、NHK沖縄放送局 佐野圭嵩記者よりこの放送のURLを頂戴しましたので、校友の皆さんと共有させていただきます。
当時といま 遺骨収集行う高校生が重ね合わせる思い ーNHKニュースー
(https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5090035343)
※直接リンクは貼れませんが、インターネットでは「沖縄遺骨収集 明治大学ボタン」 検索で、NHK沖縄放送局ほか関連する情報を見ることができます。


